家電製品の豆知識
冷蔵庫
マイナス3°~2°までの温度帯のことを新温度帯といいます。 新温度帯は食品の味や風味を損なわないように保存するのが目的で、保存期間は冷蔵室による保存とほぼ同じです。
新温度帯は以下のように分類できます。 冷蔵チルド(約2°) -加工食品・総野菜 氷温チルド(約0°) -魚・肉・乳製品 パーシャル(約-3°)-生もの解凍・刺身
食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機は洗浄ノズルからのスプレー噴射、 専用の洗剤使用、温水による洗浄という複合的な 作用により洗浄効果を高めています。
食器洗い乾燥機の洗浄には3つの原理があります。
①洗剤の界面活性力・分解力(化学反応力) 洗剤に含まれる界面活性剤が油脂成分に親水性を与え、 汚れを溶解洗浄する。 洗剤に含まれる各種酵素がタンパク質や でんぷんの汚れを分解洗浄する。
②温水による洗浄 約40°~60°の温水により、 洗剤に含まれる酵素成分の生分解反応を促進し、 汚れを落ちやすくする。
③機械力(噴射衝突力) 洗浄ノズルから噴射される水の衝突力により、 汚れを洗い流す。
電子レンジ
食品の温めムラの発生を抑制するしくみとして 以下の2つの方式があります。
①ターンテーブル式 食品を回転するターンテーブルに乗せて、 マイクロ波を照射し加熱する。
②テーブルレス式 マイクロ波を回転アンテナやスタラーファンによって かくはんして、食品に均等に照射する。
温水洗浄便座
洗浄水の温め方の違いにより貯湯式と瞬間式があります。
①貯湯式 貯湯タンクの水を内蔵のシーズヒーターで一定の温度 (約38°C)に暖めておく方式、約80秒でお湯がなくなるが、 実際は常にお湯を出しながら使用はしないので、 冷たい水が出ることはないです。
②瞬間式 貯湯式のように専用のタンクを持たず、 高効率のセラミックヒーターの表面に水を流すことで、 一気にお湯を温める方式である。 使用中は常にお湯が出るので湯が途切れることはないです。
掃除機
掃除機の吸引力が下がると、お掃除の効率が落ちます。 本来の吸引力を保つために定期的なお手入れを行いましょう。 ノズル部分の掃除は特に重要です。 掃除機の先端ノズルは先が細くなり 目詰まりがおきやすいので、住宅用洗剤に浸したあと、 歯ブラシで詰まったゴミをかきだしましょう。
テレビ
テレビは知らず知らずの間に、 静電気によってホコリを吸い寄せています。 掃除の際には必ず電源コードを抜くように心がけて下さい。 思わぬ事故や故障の原因になります。 液晶部分の掃除は特に注意が必要です。 テレビの液晶部分には直接洗剤などをかけないで下さい。 テレビ液晶部分の変色につながる事があります。
洗濯機
皮脂が洗濯槽の裏側にこびりつくと、 洗濯物の嫌な臭いの原因となります。 汚れた衣服を洗う洗濯機をお掃除する時にもコツがあります。 洗濯機に水を張り、 市販の洗濯槽クリーナーで皮脂や洗剤のカスなどを分解し、 洗い流しましょう。 洗濯機は雑菌の宝庫です。 洗濯したあとに、フタを開け内部を乾燥させることも、 普段のお手入れポイントです。
乾電池
乾電池を交換する時は全部新品と交換しましょう。 古い電池が混じっていたり、メーカーが違ったりすると、 電池が液漏れを起こしたり、 新品の電池寿命を損なうことがあります。
リモコン
リモコンの良否の判定を簡単にできる方法があります。 AMラジオを放送局のないところ(ザーザー音がします)へ 選局します。 次にリモコンをAMラジオのそばで操作して、 ラジオから音(ピ、ピ、ピ、ピィ音)がするようなら、 まずそのリモコンは正常です。
カメラ付き携帯もしくはデジカメで写真を写す状態にして、 リモコンをレンズに向けて操作します。 リモコンが正常に発信していれば赤外線が見えます。